TSEのカードは値下がりが激しく、売ってないカードも多いのでここに書いた分よりマイナスが大きくなるかも。

9回目　赤緑　2-1
《スパイクのブリーダー/Spike Breeder》
《占有の兜/Helm of Possession》
《精神力/Mind Over Matter》
《カゲロウ獣/Ephemeron》
《戦天使/Warrior Angel》
《ファイレクシアの呪文集/Phyrexian Grimoire》

デッキはかなり強かったけど最終戦の相手も非常に強いデッキで負け。サイド後相手によっては沼1枚と《中断された埋葬/Disturbed Burial》を入れた。

+44+14パック

10回目　赤緑　2-1
《カーナシド/Carnassid》
《記憶の水晶/Memory Crystal》
《悲しみの残りカス/Dregs of Sorrow》
《根性曲がり/Mindwarper》
《伏魔殿/Pandemonium》
《サマイトの癒し手オアリム/Orim, Samite Healer》

《記憶の水晶/Memory Crystal》何枚目だ！前回よりは弱いが十分に恵まれたプールだった。負けた相手は《拷問生活/Tortured Existence》と《グレイブディガー/Gravedigger》、《要塞の暗殺者/Stronghold Assassin》と揃えるシナジーの塊デッキだった。
《悲しみの残りカス/Dregs of Sorrow》ほどタッチしたくなるカードもないが、《炎の大嵐/Fire Tempest》が2枚も入っているのでタッチできず。それでも《炎の大嵐/Fire Tempest》打てないで負けたゲームもあり。プレイさえできればトップレア以上のパワーがあるけど使いにくさも半端じゃない。

+44+14パック

11回目　青黒　2-1
《悲しみの残りカス/Dregs of Sorrow》
《サラカスの流れ者/Thalakos Drifters》
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
《肉占い/Sarcomancy》
《巨怪なる猟犬/Monstrous Hound》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》　9チケ

STトップレアの《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》を引いた！しかし9チケって・・・。
カードプール全体に4マナ以上のカードがとても少なく選択肢がない状況。黒は生物がゴミだけど除去は強くそこそこ使えるプールだが、青は本当に仕方なくといった感じ。ドローも転覆もないし。《サラカスの流れ者/Thalakos Drifters》は本当にレアとは思えないスペックだった・・・。
今回は本当にダメかと思ったけど、最終戦あらゆる要素がかみ合って勝てた。

+53+14パック


《不毛の大地/Wasteland》引いてこれだけ勝って100チケぐらいしかプラスになってない。
11回シールドやって53チケってことは1回あたり5チケ程度。TSEがおいしいって伝説は終わってしまった・・・。たぶんISDとそんなに変わらない。

botがレアも買取してくれなくなったので値段は個人でbuy出している人の価格。
前回のレアは全部売ったけど、今回はまだ取ってある。

7回目　緑黒タッチ白　2-1
《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》　3チケ
《瞑想/Meditate》　8チケ
《ドリーム・ホール/Dream Halls》
《大変動/Cataclysm》
《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》
《毒吐きハイドラ/Spitting Hydra》

《ペガサスの暴走/Pegasus Stampede》をタッチしたのはよくなかった。強いカードだけどタッチでは一気に数増やせないし、《踏み荒らし/Overrun》が打ちにくくてしかたない。でもペガサス大量生産して踏み荒らそうと思ってたんだ・・・。
《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》でアドバンテージを稼げるカードが《花の壁/Wall of Blossoms》だけだったのが惜しい。

+43+10パック

8回目　赤緑　3-0
《占有の兜/Helm of Possession》
《脱出/Evacuation》
《限りある資源/Limited Resources》
《肉占い/Sarcomancy》
《根性曲がり/Mindwarper》
《憎悪/Hatred》　1チケ

カードプールに恵まれて2色でもカードがあまるぐらい。優秀な5マナ4/4や4マナ3/3を出して《踏み荒らし/Overrun》か《とどろく雷鳴/Rolling Thunder》で決めるやりやすいプールでした。
1マナパワー2が2枚入った赤黒ビートダウンも組みたかったのですが、枚数が足りなくなるので赤緑にしました。

+44+14パック


これで1回失敗しても再チャレンジできるようになった！
3パック11で売って勝ち逃げしたい・・・。

古いエキスパンションのリミテッドが時々プレイできるのもMOのいい点だ。
現代のMTGとは大分違うゲームを楽しめる上にトップレアやフォイルの値段が高いことが多いのでくじ引き的な意味でもわくわくする。
しかし神話レアじゃないから引ける！とやる前は思っていても、昔の大型エキスパンションはカードの種類が多いのでそうそうトップレアや高いフォイルが引けるわけではない。やはり勝って賞品を多く得ることが最も大切だ。パックから何が出るかなんて操作できないのだから。

最近では《リシャーダの港/Rishadan Port》と《からみつく鉄線/Tangle Wire》が40～50チケで売れるメルカディアンマスクスブロックのリリースイベントが行われている。僕はここで大敗を喫してしまいリリースイベントチャンピオンシップの権利すら獲れないまま（2-2、1-3、2-2）逃げ出すことになった・・・。

そんな傷ついた心とMO資産を抱えた僕にリベンジの機会が与えられた。テンペストブロックとウルザブロックの8人シールドイベントだ！
詳細はこんな感じ↓なのだが、わざわざ記事を読みたくない人のために説明すると、参加費は6パック持ち込みか24チケ。スイス3回戦を行い、賞品は2-1で6パック、3-0で10パックだ。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/12132011d

24チケという高額の参加費だが、DEの「2-2で3パック貰える」みたいなリスクを減らしてくれる要素はない。その代わり8人のうち4人が「フリーで」シールドができるのはかなり魅力的だ。一言で言うと「賞品が上に厚いのである程度勝てるならかなりおいしい」ということになる。
1-1からの3回戦での勝ち負けで天国と地獄だ。

しょっとこさんの調査（↓参照）によると以前のテンペストブロックイベントの時と比べて各レアカードはかなり値下がりしてしまったようだが、それでもまだまだ期待値は高めだ。24チケで2-1以上を繰り返し、どれだけカードを手に入れることができるかチャレンジする！

http://shottoko.diarynote.jp/201112201324278936/

以下引いたマネーカードとレアの記録だ。

1回目　2-1　青赤タッチ黒
《流動石のワイヴァーン/Flowstone Wyvern》
《毒吐きハイドラ/Spitting Hydra》
《大口獣/Mawcor》
《記憶の水晶/Memory Crystal》
《侵略計画/Invasion Plans》
《ヴォルラスの地下牢/Volrath’s Dungeon》

残念ながらノーチケット。6パック獲得できたので次へ。現時点では-24チケットだ。

2回目　2-1　青黒
《スリヴァーの女王/Sliver Queen》
《脱走ドルイド/Fugitive Druid》
《識者の誓い/Oath of Scholars》
《ラースの死の奈落/Death Pits of Rath》
《潜伏場所/Hidden Retreat》
《ファイティング・チャンス/Fighting Chance》

今回はなんとデッキに入ってるアンコ以上のカードが1枚。最強クラスのコモンである転覆が2枚あるのでデッキを組んでいた時は悪くない印象だったが、実際は生物が弱すぎて3/3を出されるだけで止められず、現時点では一番きついデッキだった。

-24+6パック

3回目　2-1　赤緑
《ハートウッドの巨人/Heartwood Giant》
《飛行機械隊/Thopter Squadron》
《大地の知識/Earthcraft》　3チケ
《侵入警報/Intruder Alarm》
《限りある資源/Limited Resources》
《スケルトンのゴミあさり/Skeleton Scavengers》

《ハートウッドの巨人/Heartwood Giant》のレアのくせにほぼバニラ4/4というスペックには驚いた。《針刺ワーム/Spined Wurm》の方が強い場面が多い。

-21+6パック

4回目　2-1　緑黒タッチ白
《悲しみの残りカス/Dregs of Sorrow》
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》　1チケ
《黒玉の大メダル/Jet Medallion》
《無規律の死霊/Entropic Specter》
《記憶の水晶/Memory Crystal》
《スケルトンのゴミあさり/Skeleton Scavengers》

《悲しみの残りカス/Dregs of Sorrow》に加えて《屠殺/Slaughter》もあるプールで今回こそは3-0！と意気込んだものの、黒の生物が貧弱過ぎて枚数が足りず《雲を追う鷲/Cloudchaser Eagle》をタッチする苦しさ。相手の黒い生物にも苦しめられギリギリで2-1・・・。
シールド4回で4チケ分しかレアが出ていない。1回1チケである。もちろん《水蓮の花びら/Lotus Petal》やアンコも出ていない・・・。

-20+6パック

5回目　3-0　赤緑タッチ青
《侵入警報/Intruder Alarm》フォイル
《反射池/Reflecting Pool》　5チケ
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》　10チケ
《伏魔殿/Pandemonium》
《護衛/Safeguard》
《サルタリーのチャンピオン/Soltari Champion》
《黄泉からの帰還者/Revenant》

《不毛の大地/Wasteland》　33チケ

ついに不毛の大地を引いた！
さらに反射池に《ドルイドの誓い/Oath of Druids》と今までの分も一気に取り戻した。デッキの方も初めて引いた《とどろく雷鳴/Rolling Thunder》が強すぎて緑の生物の質もまとまっていてようやく3-0できた。

+28+10パック

6回目　赤緑タッチ黒　2-1
《疫病媒体/Plaguebearer》
《かさぶた地区/Scabland》
《手綱/Reins of Power》
《網の壁/Wall of Nets》
《霊の鏡/Spirit Mirror》
《知識の探求/Pursuit of Knowledge》

《古えの墳墓/Ancient Tomb》　4チケ

メインはかなり微妙なデッキだったが、青に当たってサイドの《窒息/Choke》がぶんまわってなんとか2勝できた。

+32+10パック


赤を使えるプールだと楽で白を使わないといけないプールはきつい印象。この環境で最も過大評価されているのはシャドー生物で過小評価されがちなのはパワーとタフネスのでかい生物。シャドーを相打ちさせて生物を除去するよりも生物を相打ちさせてシャドーを除去する方がずっと簡単。黒も赤もタフネス1は除去しやすい。シャドーは弱いが飛行は激強。
実用的なカウンターがコモンに《対抗呪文/Counterspell》、《マナ漏出/Mana Leak》、《魔力消沈/Power Sink》と揃っている。青を使うならどれも自然に入るが、バイパックが極めて強力な環境なのでカウンターもいつもより強力だ。青相手にプレイする際も相手がわざわざマナを浮かせてるところにバイパックで突っ込まないこと。


手持ちの10パックを処分したいが、古いパックを売るのはむずかしい。3チケで買い叩かれるなら続けていこうと思う。ウルザブロックはやらないかも。
画像は3回目のシールドデッキ。

bunさんの企画による賞品は1Boxの勝者総取りトーナメント。
MOならではのレア取りを防ぐためにパックから出たレアも回収して1位に全て渡される真剣勝負だ。

詳細は↓を確認してほしい。
http://wenmin0624.diarynote.jp/201111270000176522/

実は先週にトーナメントは行われていたのだが、同時に8人同じドラフトに入るという慣れない作業がうまくいかず6人しか同卓できず、しかも残り2人に優勝を掻っ攫われるという失態を演じてしまった。（ちなみに僕も3-0した人に2回戦で敗北している・・・）
そんなわけで太っ腹なことに賞品をさらに倍プッシュして2回目を行うことになった。今回はドラフトルームで「次のドラフトで8人集まってプレイしたいので入らないでほしい」とアナウンスの役割をこなしてくださったしょっとこさん以外の7人が同卓に成功。きちんと準備しても8人はむずかしい・・・。ドラフトルームのチャットをみんなが見ているわけではないし、「お、7人だから入るか」というプレイヤーが2人以上いたら完全に失敗してしまう。

とにかくドラフトは始まった。あとは3-0するだけだ！
ドラフトはこちら↓
http://www.raredraft.com/watch?d=31di7

大雑把な流れとしては1-3の時点でほぼ赤は確定。他の色はあまりよくないが、出来れば《エストワルドの村人/Villagers of Estwald》を取った緑を使いたいかなー、という程度。初手からいっても赤緑狼男を目指したい。
レアドラフトのコメントで1手ごとに書いておきます。


画像が最終的なデッキリスト。《月霧/Moonmist》2枚目、3/2ブロックさせないの2枚を入れたくて40枚目の選択には非常に悩まされた。


1回戦　bunさん　青白

game1
1ターン目に出てきた《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》がいきなりひっくり返る序盤。3ターン目に2体目も出てきて返しに《小悪魔の遊び/Devil’s Play》で裏返ってる方を除去。
2体目は《月霧/Moonmist》で1/1に戻して狼男でブロックして対処、2/3飛行に攻められてライフが6になったところで《護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils》をプレイしてフォグかX火力を毎ターン打てるようになって勝ち。

game2
《ガツタフの羊飼い/Gatstaf Shepherd》、《エストワルドの村人/Villagers of Estwald》と展開して相手が3マナを構えてるうちに《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils》も出していい感じ。相手は裏返った《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》のみをコントロール。
そこで《叱責/Rebuke》をプレイされても攻めた方がいいと判断してアタックにいったら2枚続けて飛んできて平らに。
さらに1/6で止められて飛行も追加されて・・・その間ずっと土地しか引いてない。
そこでようやく《小悪魔の遊び/Devil’s Play》を引くが2体除去しても既に手遅れで負け・・・。実はここで12マナ出ていて相手のライフは11。トップデッキで逆転してたー！

game3
狼男を並べてひっくり返るタイミングを窺う展開。
相手が出してきた2/1飛行先制で止まってしまったか・・・と思ったところでトップデッキした《月霧/Moonmist》で一気に盤面が有利になってライフも詰まって勝ち。



大変申し訳ないですが、記憶力が全然ないのでここからは覚えてるゲームだけ書きます！


2回戦　はまさん　緑白

お互い順調に生物を並べるが、先手で1マリガンしたはまさんの展開が止まる。さらにこちらは《クルーインの無法者/Kruin Outlaw》がいるので6/4のアタックで2対1交換。
最後は6マナ目を引いて《護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils》が出て、墓地の《小悪魔の遊び/Devil’s Play》を回収して勝ち。


3回戦　カーネルさん　緑白

game1
《月霧/Moonmist》で1対3交換をして一気に有利になって勝ち

game2
1マリガン森なしのハンドをキープ。なかなか森を引かず展開が遅れて白の2/2威嚇に攻められる。+2/+2lifelinkのコンバットトリックでライフが逃げられてしまい、《銀の象眼の短刀/Silver-Inlaid Dagger》でダメージが倍になってライフが8に。
相手は手札1枚、盤面は威嚇と短刀のみ。こちらは出せないでいた《エストワルドの村人/Villagers of Estwald》が2枚で場に森が1枚と2/1。トップデッキした森を出して2/1でアタックして相手のライフは8。ここで相手が何もなければ勝ちなんだけどアタックされてライフが4。《邪悪の排除/Spare from Evil》空うちで反転を防がれる。
除去か《月霧/Moonmist》か《昇る満月/Full Moon’s Rise》をトップデッキ！できずに負け。

game3
《ガツタフの羊飼い/Gatstaf Shepherd》、《エストワルドの村人/Villagers of Estwald》、《砂丘乗りの無法者/Dunerider Outlaw》と順調に展開。村人は無法者を出した4ターン目に《待ち伏せのバイパー/Ambush Viper》と相打ち。
5ターン目に《昇る満月/Full Moon’s Rise》を出して4/3威嚇の《ガツタフの羊飼い/Gatstaf Shepherd》のみでアタック。まだ表の《クルーインの無法者/Kruin Outlaw》はブロッカーに残す。《昇る満月/Full Moon’s Rise》はなるべく消費せずに進めたい。
ここで相手は2/2威嚇と共に《宿命の旅人/Doomed Traveler》でチャンプアタックして飛行を生産、さらに《ホロウヘンジのゴミあさり/Hollowhenge Scavenger》でライフを戻す。
盤面は《小村の隊長/Hamlet Captain》、1/1飛行、ゴミあさり、2/2威嚇対《ガツタフの咆哮者/Gatstaf Howler》、《クルーインの無法者/Kruin Outlaw》、《昇る満月/Full Moon’s Rise》。ライフも同じ。
4/5で止まってしまったので2/2威嚇を除去したいが、ここは我慢して《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils》をプレイしてエンド。返しには3点殴られただけでなにもプレイされず有利に。
狼男2体でアタックすると《ガツタフの咆哮者/Gatstaf Howler》を《小村の隊長/Hamlet Captain》と4/5でブロック。《クルーイン峡の恐怖/Terror of Kruin Pass》さえ生きていれば勝てるので《昇る満月/Full Moon’s Rise》は温存しておとなしく隊長と相打ち。《小悪魔の遊び/Devil’s Play》で2/2威嚇を除去。
またしても相手は何も展開できずターンを返してきたので2体でアタック。4/5と《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils》が相打ちになり叱責された《クルーイン峡の恐怖/Terror of Kruin Pass》を再生。
戦闘終了後に初手から出番を待っていた《護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils》をプレイして毎ターン《小悪魔の遊び/Devil’s Play》をプレイできるようになって勝利！


最後のゲームだけGamesにログが残ってたので詳しく書けました。なんで残るゲームと残らないゲームがあるんだろう・・・。


企画、主催だけでなく賞品の提供も行ってくださったbunさんをはじめ、参加者のみなさんありがとうございました！
DNのMOプレイヤーの方々と交流を持つ機会を持つことが出来て非常に楽しかったです。