GP名古屋その255
2004年8月31日そんなわけで僕がGP名古屋で使用したデッキを解説しようと思います。
ゴブリンが単色傾向にあったこと、青白が予想以上に勝ち進んでいたこと、デスクラウドが多かったこと、この3つの読み違いがあったため当たりがある程度恵まれていたとしても2日目に残って賞金取れるか取れないか程度が精一杯のデッキですが、僕のメタゲーム予想を交えて書いていきたいと思います。
4 こえんまき
4 ドワーフ
1 ロリ
4 パイロ
4 粉砕
4 静電気
4 石の雨
4 溶鉄の雨
4 不毛化
2 破砕
4 隠れ石
2 ちらつき
2 忘れられた洞窟
17 山
メインはナシフの完コピを土地だけ差し替えたもの。ちらつきによってある程度親和に強くなる。コントロール対策ではない。
3 爆破
2 粒化
2 忘却石
3 野火
2 沸騰
3 選別の秤
サイドは親和メタ重視。メインが7:3ぐらいで不利なのでサイド後は有利にしたい。これでも相手の構成によっては不利。
対戦相手別サイド交換と僕が考える有利不利。
親和
メイン 3:7〜4:6まで サイド 4;6〜6:4まで
in 3爆破 2粒化 2忘却石 2選別の秤
out 3溶鉄の雨 4不毛化 1 石の雨
親和はタイプによって有利不利が激変する。一番やりやすいのは空護り型。メインから壺が入ってる相手にはかなりキツイ。選別の秤はほとんどの場合役に立たないがモリオックが育つとこれしかないため保険。モリオックが入ってこないと断定できるなら不毛化の方が良い。親和相手の勝ち手段は相手を遅らせてのこえんまきかドワーフハメ。ドワーフは10回やって8回はゴミだけど2回はこいつに頼ることになる。特にメイン。ある程度ライフを失ってでもコイツのハメに頼るか、チャンプブロックで使い捨てるかの判断が必要。この状況になった時点で8割負けてるが残り2割の勝機をいかに掴むかがランデス使いには問われる。実はランデスにとって最も難しいマッチアップ。
知っておくべき点は、サイド後でもそこまで有利ではないこととパイロがあまり役に立たないこと。
GPTで対戦したがチスゴリアを投入したタイプには勝ち目はほとんどない。鱗投入の対戦はアレックスでハイパーボムを選択した上で春麗に勝つぐらい難しい。
ゴブリン
召集か単色かで大きく相性が分かれる。召集は重いカードが多すぎるのでランデスしてれば勝てることも多い。つつき這い虫が入っていないことも多いのが助けになる。逆に単色はヤバイ。このマッチアップで最も重要なのは実はパイロではなくランデス。ランデスの本数は絶対に落とせない。4マナでつつき虫を出されたらこえんまきで勝負するしかない。ゴブリンはかなり重いデッキな上に土地を23、4枚しか入れてないので2,3枚土地を壊していれば結構事故る。そのままこえんまきでビートダウンするのが早いか相手が土地を揃えるのが早いかの勝負だ。
in 2忘却石
out 2ドワーフ
トロン
基本的に座った時点で勝っている。相手の勝ち手段はサイド後ぶどう棚をはさんでこちらを逆にランデスしながらトロンを揃えることぐらい。
単色トロン使いの中には森を揃えれば勝てるという人もいるがトロンに負けるようではランデス使いとして初手のキープ等を大きく間違っていると言わざるを得ない。単色だろうと赤緑だろうと白緑だろうと基本的には勝てる。
in 3選別の秤 2忘却石
out 4パイロ 1粉砕
青白
大会前にはメインは不利だがサイド後は五分になると思っていた。しかしほとんどのプレイヤーがウニを採用しておりこれが絶望的なほどきつかった。そもそも不屈の自然がある分カウンターを差し引いても白緑の方が青白より苦手だっただけにこのマッチアップは地獄に近い。実際グランプリでも青白に1−1−2だったのが初日落ちを決定的にした。実際ビクトルを使ってQBを相手にするぐらいきつい。
in 3選別の秤 2忘却石 3野火 2沸騰
out 2パイロ 4粉砕 4静電気
白緑
クロックが用意できないためにサイクリングでひたすら土地を探しているだけで自然に負けてしまう。GPT4回戦ではランデスを8枚ほど引いたがその間ずっとサイクリングされつづけて土地は全く止まらずに負けた。サイド後の選別の秤と野火をうまく使うことが勝負を決める。緑マナをどこまで封じられるかが勝負どころ。
in 3選別の秤 2忘却石 3野火
out 4粉砕 4パイロ
それ以外に青赤抹消とか色々あるでしょうがそのへんはノリでサイドボードしてください。
しかし、初めにも書きましたがこのデッキは現在のメタと全体的なカードプールを見るに合っていませんのでおすすめできません。
僕もこの環境でランデスを使うことはもうないでしょう。といってもスタンダードの大会なんてチバドラぐらいですが。
次の環境ではまたランデスがいける可能性もあるのでLOMで僕がランデスを使ってる可能性はかなりありますよ。
今回は1985文字です。
あと数回に分けてGP名古屋レポートを連載するのでお楽しみに。
ゴブリンが単色傾向にあったこと、青白が予想以上に勝ち進んでいたこと、デスクラウドが多かったこと、この3つの読み違いがあったため当たりがある程度恵まれていたとしても2日目に残って賞金取れるか取れないか程度が精一杯のデッキですが、僕のメタゲーム予想を交えて書いていきたいと思います。
4 こえんまき
4 ドワーフ
1 ロリ
4 パイロ
4 粉砕
4 静電気
4 石の雨
4 溶鉄の雨
4 不毛化
2 破砕
4 隠れ石
2 ちらつき
2 忘れられた洞窟
17 山
メインはナシフの完コピを土地だけ差し替えたもの。ちらつきによってある程度親和に強くなる。コントロール対策ではない。
3 爆破
2 粒化
2 忘却石
3 野火
2 沸騰
3 選別の秤
サイドは親和メタ重視。メインが7:3ぐらいで不利なのでサイド後は有利にしたい。これでも相手の構成によっては不利。
対戦相手別サイド交換と僕が考える有利不利。
親和
メイン 3:7〜4:6まで サイド 4;6〜6:4まで
in 3爆破 2粒化 2忘却石 2選別の秤
out 3溶鉄の雨 4不毛化 1 石の雨
親和はタイプによって有利不利が激変する。一番やりやすいのは空護り型。メインから壺が入ってる相手にはかなりキツイ。選別の秤はほとんどの場合役に立たないがモリオックが育つとこれしかないため保険。モリオックが入ってこないと断定できるなら不毛化の方が良い。親和相手の勝ち手段は相手を遅らせてのこえんまきかドワーフハメ。ドワーフは10回やって8回はゴミだけど2回はこいつに頼ることになる。特にメイン。ある程度ライフを失ってでもコイツのハメに頼るか、チャンプブロックで使い捨てるかの判断が必要。この状況になった時点で8割負けてるが残り2割の勝機をいかに掴むかがランデス使いには問われる。実はランデスにとって最も難しいマッチアップ。
知っておくべき点は、サイド後でもそこまで有利ではないこととパイロがあまり役に立たないこと。
GPTで対戦したがチスゴリアを投入したタイプには勝ち目はほとんどない。鱗投入の対戦はアレックスでハイパーボムを選択した上で春麗に勝つぐらい難しい。
ゴブリン
召集か単色かで大きく相性が分かれる。召集は重いカードが多すぎるのでランデスしてれば勝てることも多い。つつき這い虫が入っていないことも多いのが助けになる。逆に単色はヤバイ。このマッチアップで最も重要なのは実はパイロではなくランデス。ランデスの本数は絶対に落とせない。4マナでつつき虫を出されたらこえんまきで勝負するしかない。ゴブリンはかなり重いデッキな上に土地を23、4枚しか入れてないので2,3枚土地を壊していれば結構事故る。そのままこえんまきでビートダウンするのが早いか相手が土地を揃えるのが早いかの勝負だ。
in 2忘却石
out 2ドワーフ
トロン
基本的に座った時点で勝っている。相手の勝ち手段はサイド後ぶどう棚をはさんでこちらを逆にランデスしながらトロンを揃えることぐらい。
単色トロン使いの中には森を揃えれば勝てるという人もいるがトロンに負けるようではランデス使いとして初手のキープ等を大きく間違っていると言わざるを得ない。単色だろうと赤緑だろうと白緑だろうと基本的には勝てる。
in 3選別の秤 2忘却石
out 4パイロ 1粉砕
青白
大会前にはメインは不利だがサイド後は五分になると思っていた。しかしほとんどのプレイヤーがウニを採用しておりこれが絶望的なほどきつかった。そもそも不屈の自然がある分カウンターを差し引いても白緑の方が青白より苦手だっただけにこのマッチアップは地獄に近い。実際グランプリでも青白に1−1−2だったのが初日落ちを決定的にした。実際ビクトルを使ってQBを相手にするぐらいきつい。
in 3選別の秤 2忘却石 3野火 2沸騰
out 2パイロ 4粉砕 4静電気
白緑
クロックが用意できないためにサイクリングでひたすら土地を探しているだけで自然に負けてしまう。GPT4回戦ではランデスを8枚ほど引いたがその間ずっとサイクリングされつづけて土地は全く止まらずに負けた。サイド後の選別の秤と野火をうまく使うことが勝負を決める。緑マナをどこまで封じられるかが勝負どころ。
in 3選別の秤 2忘却石 3野火
out 4粉砕 4パイロ
それ以外に青赤抹消とか色々あるでしょうがそのへんはノリでサイドボードしてください。
しかし、初めにも書きましたがこのデッキは現在のメタと全体的なカードプールを見るに合っていませんのでおすすめできません。
僕もこの環境でランデスを使うことはもうないでしょう。といってもスタンダードの大会なんてチバドラぐらいですが。
次の環境ではまたランデスがいける可能性もあるのでLOMで僕がランデスを使ってる可能性はかなりありますよ。
今回は1985文字です。
あと数回に分けてGP名古屋レポートを連載するのでお楽しみに。
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