TPFドラフト 青赤
2007年7月9日コメント (2)ちょっと前の日記で予告した通り、TPFリミテッドについて書いて行きたいと思う。
アーキタイプごとにどんなデッキになっていくか、必要なカードは何かを書いていく予定。
僕が見落としている、間違っていることがあったら書き込みして教えてほしい。
1回目は青赤。
■青赤はどんなデッキになる？
青赤はこの環境で一番お気に入りの組み合わせだった。
青の攻撃的なクリーチャーと赤の除去、カードアドバンテージを取れる多数のカードが存在する。
色拘束の強いカードが少ないということも、青赤の良い点だ。
白や黒のタッチも容易で白の《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》、黒の《絞殺の煤/Strangling Soot(TSP)》は特に素晴らしい。
3マナでダブルシンボルを必要とするカードは優先順位を下げていい。3マナには強力な変異がたくさんあるので他のカードを優先しよう。
以下、MO8-4テーブルで2-0したサンプルデッキ。
《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
《霊糸の幻/Gossamer Phantasm(PLC)》
《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》
《水変化の精体/Aquamorph Entity(PLC)》×2
《にやにや笑いのイグナス/Grinning Ignus(FUT)》
《模る寄生/Shaper Parasite(PLC)》
《エイヴンの占い師/Aven Augur(FUT)》
《棘鞭使い/Stingscourger(PLC)》×2
《トレイリアの歩哨/Tolarian Sentinel(TSP)》
《無謀なるワーム/Reckless Wurm(PLC)》
《嵐雲のジン/Stormcloud Djinn(TSP)》
《鞭背ドレイク/Whip-Spine Drake(FUT)》
《大火口のカヴー/Firemaw Kavu(TSP)》
《スキジックのうねり獣/Skizzik Surger(FUT)》
《ハンマーハイムの落とし屋/Hammerheim Deadeye(PLC)》
《幽霊火/Ghostfire(FUT)》×2
《熟慮/Think Twice(TSP)》
《致命的な魅力/Fatal Attraction(FUT)》
《ヴェンセールの拡散/Venser’s Diffusion(FUT)》
《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》
《島/Island(TSP)》×8
《山/Mountain(TSP)》×7
《平地/Plains(TSP)》×2
このデッキは青赤の良いところが全て含まれている。
特にポイントとなるカードを解説していこう。
■どんなカードを使う？
《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
相手の地上クリーチャーとこちらの回避クリーチャーのダメージレースとなった際に大きくテンポを稼いでくれる。
3手目から6手目。良い2マナのカードは赤に少ないので早めに取ろう。
《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》
これは2マナのカードとしてカウントすることは出来ないが、《模る寄生/Shaper Parasite(PLC)》をより良くしてくれるし、青にとってタフネス5は貴重だ。《棘鞭使い/Stingscourger(PLC)》や《大火口のカヴー/Firemaw Kavu(TSP)》（《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》の次に強いカードだ）を使いまわせる青赤にとっては特に素晴らしい。
6手目から8手目。
《トレイリアの歩哨/Tolarian Sentinel(TSP)》
一見すると4マナのカードとしてはややパワー不足のように見える。しかし、《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》と同じようにアドバンテージを取ることも出来るし、相手の除去から強力なクリーチャーを守ることもできる。
5手目から7手目。
《巣立つ大口獣/Fledgling Mawcor(TSP)》
青赤の良い点はティムを全て取れるところだ。ティムが良いのは青赤に限った話ではないが、複数のティムが場に出れば大抵そのゲームは勝てる。ティムの中でもタフネスが2ある（タフネス1のみ除去できるカードはコモンに3枚もある）このカードは《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron(TSP)》よりも強い。
《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron(TSP)》と同じパックに入っていた場合、こっちを選択してほしい。
初手から2手目。
《霊糸の幻/Gossamer Phantasm(PLC)》
2ターン目に出すと10点ぐらい稼いでくれることもある。モグと同じで2マナの良いテンポカードだ。
6手目から9手目。もっと遅く取れることも多いが、取れた場合ほぼデッキに入るのでこれぐらいだろう。
《水変化の精体/Aquamorph Entity(PLC)》
青赤で4/4や5/5と相打ちできるカードは貴重だ。
相手の展開が遅い時は4ターン目に5点与えることも可能だ。次のターンからの相手のクリーチャーを除去していけば簡単にゲームに勝てる。
もちろん毎回こいつがアタック出来るような展開にはならないが、そういう時は変異のままでいれば良い。
こいつが表になる場合は必ず何らかのアドバンテージを取っているはずだ。
5手目から7手目。
《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer(PLC)》
青赤の良い点をさらにもう一つ。青赤はPLCのコモン、トップ4のうち3枚を取ることが出来る。
《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer(PLC)》、《死亡+退場/Dead/Gone(PLC)》、《模る寄生/Shaper Parasite(PLC)》だ。（もう一枚は《ラースのわな師/Rathi Trapper(PLC)》）
初手から3手目。
最近では黒が好きで、青赤よりも赤黒、青黒をドラフトしたいと思っている。
次回は赤黒、青黒についてまとめて書きたいと思う。
本当はもっと早く書けると思っていたのだけど、木曜日以降なかなか時間が取れずに（ニートのくせに！）遅くなってしまった。
日本選手権千葉予選の前には黒についての記事をアップできると思う。
アーキタイプごとにどんなデッキになっていくか、必要なカードは何かを書いていく予定。
僕が見落としている、間違っていることがあったら書き込みして教えてほしい。
1回目は青赤。
■青赤はどんなデッキになる？
青赤はこの環境で一番お気に入りの組み合わせだった。
青の攻撃的なクリーチャーと赤の除去、カードアドバンテージを取れる多数のカードが存在する。
色拘束の強いカードが少ないということも、青赤の良い点だ。
白や黒のタッチも容易で白の《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》、黒の《絞殺の煤/Strangling Soot(TSP)》は特に素晴らしい。
3マナでダブルシンボルを必要とするカードは優先順位を下げていい。3マナには強力な変異がたくさんあるので他のカードを優先しよう。
以下、MO8-4テーブルで2-0したサンプルデッキ。
《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
《霊糸の幻/Gossamer Phantasm(PLC)》
《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》
《水変化の精体/Aquamorph Entity(PLC)》×2
《にやにや笑いのイグナス/Grinning Ignus(FUT)》
《模る寄生/Shaper Parasite(PLC)》
《エイヴンの占い師/Aven Augur(FUT)》
《棘鞭使い/Stingscourger(PLC)》×2
《トレイリアの歩哨/Tolarian Sentinel(TSP)》
《無謀なるワーム/Reckless Wurm(PLC)》
《嵐雲のジン/Stormcloud Djinn(TSP)》
《鞭背ドレイク/Whip-Spine Drake(FUT)》
《大火口のカヴー/Firemaw Kavu(TSP)》
《スキジックのうねり獣/Skizzik Surger(FUT)》
《ハンマーハイムの落とし屋/Hammerheim Deadeye(PLC)》
《幽霊火/Ghostfire(FUT)》×2
《熟慮/Think Twice(TSP)》
《致命的な魅力/Fatal Attraction(FUT)》
《ヴェンセールの拡散/Venser’s Diffusion(FUT)》
《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》
《島/Island(TSP)》×8
《山/Mountain(TSP)》×7
《平地/Plains(TSP)》×2
このデッキは青赤の良いところが全て含まれている。
特にポイントとなるカードを解説していこう。
■どんなカードを使う？
《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
相手の地上クリーチャーとこちらの回避クリーチャーのダメージレースとなった際に大きくテンポを稼いでくれる。
3手目から6手目。良い2マナのカードは赤に少ないので早めに取ろう。
《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》
これは2マナのカードとしてカウントすることは出来ないが、《模る寄生/Shaper Parasite(PLC)》をより良くしてくれるし、青にとってタフネス5は貴重だ。《棘鞭使い/Stingscourger(PLC)》や《大火口のカヴー/Firemaw Kavu(TSP)》（《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》の次に強いカードだ）を使いまわせる青赤にとっては特に素晴らしい。
6手目から8手目。
《トレイリアの歩哨/Tolarian Sentinel(TSP)》
一見すると4マナのカードとしてはややパワー不足のように見える。しかし、《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》と同じようにアドバンテージを取ることも出来るし、相手の除去から強力なクリーチャーを守ることもできる。
5手目から7手目。
《巣立つ大口獣/Fledgling Mawcor(TSP)》
青赤の良い点はティムを全て取れるところだ。ティムが良いのは青赤に限った話ではないが、複数のティムが場に出れば大抵そのゲームは勝てる。ティムの中でもタフネスが2ある（タフネス1のみ除去できるカードはコモンに3枚もある）このカードは《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron(TSP)》よりも強い。
《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron(TSP)》と同じパックに入っていた場合、こっちを選択してほしい。
初手から2手目。
《霊糸の幻/Gossamer Phantasm(PLC)》
2ターン目に出すと10点ぐらい稼いでくれることもある。モグと同じで2マナの良いテンポカードだ。
6手目から9手目。もっと遅く取れることも多いが、取れた場合ほぼデッキに入るのでこれぐらいだろう。
《水変化の精体/Aquamorph Entity(PLC)》
青赤で4/4や5/5と相打ちできるカードは貴重だ。
相手の展開が遅い時は4ターン目に5点与えることも可能だ。次のターンからの相手のクリーチャーを除去していけば簡単にゲームに勝てる。
もちろん毎回こいつがアタック出来るような展開にはならないが、そういう時は変異のままでいれば良い。
こいつが表になる場合は必ず何らかのアドバンテージを取っているはずだ。
5手目から7手目。
《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer(PLC)》
青赤の良い点をさらにもう一つ。青赤はPLCのコモン、トップ4のうち3枚を取ることが出来る。
《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer(PLC)》、《死亡+退場/Dead/Gone(PLC)》、《模る寄生/Shaper Parasite(PLC)》だ。（もう一枚は《ラースのわな師/Rathi Trapper(PLC)》）
初手から3手目。
最近では黒が好きで、青赤よりも赤黒、青黒をドラフトしたいと思っている。
次回は赤黒、青黒についてまとめて書きたいと思う。
本当はもっと早く書けると思っていたのだけど、木曜日以降なかなか時間が取れずに（ニートのくせに！）遅くなってしまった。
日本選手権千葉予選の前には黒についての記事をアップできると思う。
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