PTベルリン長野予選 決勝 高橋純也 対 青木良輔 game1
2008年6月9日デッキリストはKung Fu Magicさんをご参照下さい。
http://kungfumagic.com/archives/2008/06/08_2030.php
決勝で顔を合わせる高橋"ラッシュ"純也と青木良輔は共にPTQのTOP8常連で、青木は先日のPTハリウッドにラッシュの作成したデッキで出場している。今回の青木のデッキはラッシュの助言を元に完成させたものという話だ。仲の良い友人同士の対戦ということでPTQ決勝とはいえ冗談が飛び交う和やかな雰囲気になっている。
対戦の見通しとしてはラッシュのデッキが同キャラ対決をメタった構成となっているため6−4で有利だろうという点で両者一致。しかし一回限りの勝負ではどちらに転ぶかわからない。
Game1
先手のラッシュが1回マリガンの後キープ。後手の青木も同様に1マリガン後にキープ。
1ターン目、お互い《鮮烈な岩山/Vivid Crag》を置いてエンド。
2ターン目、ラッシュは《反射池/Reflecting Pool》から《煙束ね/Smokebraider》。返しに青木は同じく反射池から《叫び大口/Shriekmaw》想起で《煙束ね/Smokebraider》を除去。先手側の《煙束ね/Smokebraider》が生き残っては一方的な展開となってしまう可能性があるのでここは除去ができて一安心か。
3ターン目、ラッシュは土地を置けない。青木は島をセットするが何もせずにエンド。
4ターン目、ラッシュはやや不満気に《鮮烈な岩山/Vivid Crag》を置いてエンド。青木は《樹木茂る砦/Wooded Bastion》を置くがこのターンも何もしない。お互い3,4ターン目に動きがない静かなスタートになった。
5ターン目、ラッシュは土地を置いて《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》をキャスト。すぐに起動して青木の《鮮烈な岩山/Vivid Crag》を破壊。青木は5マナに届くのを待っているのかこのターンも土地を置くだけ。
6ターン目、ラッシュはメインで《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》をプレイして《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》を釣り上げる。そのまま青木の《反射池/Reflecting Pool》を破壊してエンド。青木の手札が重いと見てマナを攻めていく。青木は山を置いただけでまだ何もしない。手札が重いカードばかりなのか?土地しか引いていないのか?
7ターン目、ラッシュはまたしても《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》から《偶像の石塚/Graven Cairns》を破壊する。《原初の彼方/Primal Beyond》をセットしてエンド。青木も《原初の彼方/Primal Beyond》をタップインしてエンド。青木は7ターン全て土地を置いているが、いまだに5マナに到達できない。
8ターン目、ラッシュは土地を置いて《目覚ましヒバリ/Reveillark》想起。《煙束ね/Smokebraider》と《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》を場に戻し、《原初の彼方/Primal Beyond》を破壊。徹底して土地破壊モードだ。返しのターンついに青木が動く。《熟考漂い/Mulldrifter》の想起から《原初の彼方/Primal Beyond》を置いて《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》をプレイ。ゲームの決め手となる《概念の群れ/Horde of Notions》をサーチ。
9ターン目、ラッシュはついに土地破壊の種も尽きたのか何もせずエンド。青木は《反射池/Reflecting Pool》を置いて《概念の群れ/Horde of Notions》をプレイ。そのまま先触れと2体でアタック。《概念の群れ/Horde of Notions》が一気にゲームを終わらせるかと思われたが、ここでラッシュはなんと《雲打ち/Cloudthresher》!フルタップの青木が出来ることは何もなく、そのまま《概念の群れ/Horde of Notions》は墓地に。《煙束ね/Smokebraider》と《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》は相打ちに。
10ターン目、ラッシュは7/7でアタック。青木のライフは11に。青木は土地を置いただけでターンを終えるがエンドにラッシュの《雲打ち/Cloudthresher》2体目が出てしまう。これでライフが9になってしまった青木。手札の《雲打ち/Cloudthresher》をプレイしても死んでしまうので、次ターンのアタックを見て投了となった。
1ゲーム目はラッシュの徹底した土地破壊、それを受けきって反撃に転じた青木。ゲームを決めた連続の雲打ちと、二転三転する面白いゲームだった。
長くなってきたので、gameごとに分けることにします。公式などのカバレッジと違ってメモに従って忠実にゲームの展開をなぞっていく内容なので単調で長くなってしまいます。
http://kungfumagic.com/archives/2008/06/08_2030.php
決勝で顔を合わせる高橋"ラッシュ"純也と青木良輔は共にPTQのTOP8常連で、青木は先日のPTハリウッドにラッシュの作成したデッキで出場している。今回の青木のデッキはラッシュの助言を元に完成させたものという話だ。仲の良い友人同士の対戦ということでPTQ決勝とはいえ冗談が飛び交う和やかな雰囲気になっている。
対戦の見通しとしてはラッシュのデッキが同キャラ対決をメタった構成となっているため6−4で有利だろうという点で両者一致。しかし一回限りの勝負ではどちらに転ぶかわからない。
Game1
先手のラッシュが1回マリガンの後キープ。後手の青木も同様に1マリガン後にキープ。
1ターン目、お互い《鮮烈な岩山/Vivid Crag》を置いてエンド。
2ターン目、ラッシュは《反射池/Reflecting Pool》から《煙束ね/Smokebraider》。返しに青木は同じく反射池から《叫び大口/Shriekmaw》想起で《煙束ね/Smokebraider》を除去。先手側の《煙束ね/Smokebraider》が生き残っては一方的な展開となってしまう可能性があるのでここは除去ができて一安心か。
3ターン目、ラッシュは土地を置けない。青木は島をセットするが何もせずにエンド。
4ターン目、ラッシュはやや不満気に《鮮烈な岩山/Vivid Crag》を置いてエンド。青木は《樹木茂る砦/Wooded Bastion》を置くがこのターンも何もしない。お互い3,4ターン目に動きがない静かなスタートになった。
5ターン目、ラッシュは土地を置いて《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》をキャスト。すぐに起動して青木の《鮮烈な岩山/Vivid Crag》を破壊。青木は5マナに届くのを待っているのかこのターンも土地を置くだけ。
6ターン目、ラッシュはメインで《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》をプレイして《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》を釣り上げる。そのまま青木の《反射池/Reflecting Pool》を破壊してエンド。青木の手札が重いと見てマナを攻めていく。青木は山を置いただけでまだ何もしない。手札が重いカードばかりなのか?土地しか引いていないのか?
7ターン目、ラッシュはまたしても《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》から《偶像の石塚/Graven Cairns》を破壊する。《原初の彼方/Primal Beyond》をセットしてエンド。青木も《原初の彼方/Primal Beyond》をタップインしてエンド。青木は7ターン全て土地を置いているが、いまだに5マナに到達できない。
8ターン目、ラッシュは土地を置いて《目覚ましヒバリ/Reveillark》想起。《煙束ね/Smokebraider》と《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》を場に戻し、《原初の彼方/Primal Beyond》を破壊。徹底して土地破壊モードだ。返しのターンついに青木が動く。《熟考漂い/Mulldrifter》の想起から《原初の彼方/Primal Beyond》を置いて《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》をプレイ。ゲームの決め手となる《概念の群れ/Horde of Notions》をサーチ。
9ターン目、ラッシュはついに土地破壊の種も尽きたのか何もせずエンド。青木は《反射池/Reflecting Pool》を置いて《概念の群れ/Horde of Notions》をプレイ。そのまま先触れと2体でアタック。《概念の群れ/Horde of Notions》が一気にゲームを終わらせるかと思われたが、ここでラッシュはなんと《雲打ち/Cloudthresher》!フルタップの青木が出来ることは何もなく、そのまま《概念の群れ/Horde of Notions》は墓地に。《煙束ね/Smokebraider》と《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》は相打ちに。
10ターン目、ラッシュは7/7でアタック。青木のライフは11に。青木は土地を置いただけでターンを終えるがエンドにラッシュの《雲打ち/Cloudthresher》2体目が出てしまう。これでライフが9になってしまった青木。手札の《雲打ち/Cloudthresher》をプレイしても死んでしまうので、次ターンのアタックを見て投了となった。
1ゲーム目はラッシュの徹底した土地破壊、それを受けきって反撃に転じた青木。ゲームを決めた連続の雲打ちと、二転三転する面白いゲームだった。
長くなってきたので、gameごとに分けることにします。公式などのカバレッジと違ってメモに従って忠実にゲームの展開をなぞっていく内容なので単調で長くなってしまいます。
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